PROFILE
豊富な自社データで科学的アプローチのプランナーを目指して
K.S.
2016年2月入社
デジタルマーケティング&アナリティクス部/エキスパート
芸術学部卒業後、GEM Partnersでのアルバイトがきっかけで新卒入社。現在は映画などエンタテインメント商材に対するデジタル広告のプランニングと運用業務に従事している。
入社の経緯とGEM Partnersに決めた理由を教えてください。
大学では映画を専攻しており、就職活動も映画に携われるような仕事という軸で、配給会社などを検討していました。そんな大学4年生の時、教授の紹介でGEM Partnersでアルバイトを始めたところ、好きな映画を様々なデータを使って分析することが想像以上に楽しく、社内の雰囲気もとても良かったので、そのまま入社を決めました。今は社員約20名ですが、当時は7名程度でメンバー間の距離感が近く、互いをリスペクトし合って仕事しているのが心地よく感じていました。また、スペシャリスト揃いで、ここだったら学ぶことしかない!成長しかない!というくらいに充実感がありました。仕事内容を教えてください。
私が入社したのは、当社がデジタルマーケティング部門を立ち上げて間もない頃で、当時から映画などエンタテインメント商材に対してデジタル広告のプランニングと運用を行っています。当初は取引先がほぼ0の状態から始まりましたが、今では配給会社を中心に多くのエンタメに関わるクライアントとお仕事ができるようになりました。また、ありがたいことにクライアントからリピートいただいており、当社の仕事に満足いただけているのを実感しています。私自身はチーム内では経験が長い方になるので、他のメンバーに比べ、お客様に向き合う比重が大きいです。最近では予算の大きい作品も担当させていただくようになり、毎日充実感を感じながら仕事をしています。
予算規模の大きい作品に関わる面白さと、一方で難しさはどういう点にありますか?
いずれもプランニングがポイントです。他の一般的な商材は、季節やトレンドはあったとしても、通年で考えるとほぼアプローチが変わらないケースが多いように思いますが、映画のマーケティングは短期に行われ、しかも作品によりアプローチが大きく異なります。その作品に対していかにベストなプランを作っていくかがすごく楽しい部分であり、悩みながら作っていく意味では難しさもあるといえます。作品によりアプローチが異なるというのは、例えばどのようなことでしょうか?
例えば、今担当している作品に有名なアニメ監督の最新作があるのですが、作品の認知が広がれば意欲も自ずとついてくる可能性が高いと、当社の調査から読み取ることができました。そうした作品であれば、なるべく大人数の目に触れるよう広告をプランニングします。一方、原作がなく完全オリジナルの作品などで全く認知されていない作品であれば、中身をまず伝えることが大事なので、動画をたくさん見せていくことを重視したプランを組むといったことをします。このように、作品によって適切と思われるターゲットや手法は千差万別なので、より最適解を導けるよう、毎回考え抜いています。こうした映画業界の宣伝に関わる仕事をするときに
2つあります。まず、映画業界のほとんどの配給会社と取引があることです。配給会社に入社すれば、自社の配給作品しか手がけられませんが、GEM Partnersであれば、どんな作品も手がけられる可能性があるわけです。私自身、映画に魅了されたきっかけが、ある特撮ヒーローものなのですが、直近そのコンテンツの宣伝を担当することができ、大変感動したことがありました。そんな風に、自身の思い入れある作品を担当するチャンスがありますし、多様な作品と出会うことでそれだけ多様な経験を積め、スキルアップにもつながるといえます。
また、GEM Partnersはデータが強みの会社です。デジタルマーケティングはいくらでも細かくプランニングができますが、データに基づくことで仔細でより適切な、他社ではできないような細やかなプランニングが可能です。映画業界でデジタルマーケティングを行うなら、まさに打ってつけの環境と言えます。
また、GEM Partnersはデータが強みの会社です。デジタルマーケティングはいくらでも細かくプランニングができますが、データに基づくことで仔細でより適切な、他社ではできないような細やかなプランニングが可能です。映画業界でデジタルマーケティングを行うなら、まさに打ってつけの環境と言えます。
この仕事でやりがいを感じるのは、どのようなときですか?
まず、いろいろなクライアントと、多くの尊敬できる方々と仕事ができること。そして、作品について伝え、映画館に来てもらうことがゴールとなる仕事ですので、自分の担当作品がヒットして、劇場が賑わっている、その空気に触れられたときは、大きなやりがいが感じられます。その意味で印象に残っている担当の作品として、数年前に公開されたあるコメディ映画があります。宣伝を行っていくうちに当初の期待をはるかに上回るように、徐々に予告編に対して熱いコメントが増え、再生回数が急増していきました。その結果、公開週に映画館に行ってみると、観客の方たちがとても楽しんでくれて満足いただいている様子が感じられ、胸が熱くなりました。
仕事のモチベーションは何でしょうか?
私自身、映画は大好きなエンタメなので、それにかかわることができ、さらに多くの人に知ってもらえる、仕事そのものがモチベーションです。また、当社をすごく頼りにしていただいていることが伝わってくると、自分もさらに頑張らねばというモチベーションになりますね。私もありがたいことにクライアントから指名をいただけるようになり、そうなると責任感も、仕事に対する意欲も増します。社内ではどのようなプランナーとして見られていますか?
皆さんそうかと思いますが、特に作品を愛して宣伝するタイプと言えると思います。例えば、担当作品のビジュアルをオンライン会議時の背景にしているのは、社内で私くらいです。作品自体に惚れ込むので、社内外のいろいろな人を巻き込んで進めたいと、常々考えています。GEM Partnersではどんなタイプも尊重されるので、いろいろな人がいます。同じ業務を行っていても、効率重視で、時間のコントロールがとても上手いタイプもいるなど、本当に多種多様ですね。スタイルや働き方は個人に裁量があって、自分で「どうなりたいか」を考えさせてもらえる会社だと感じています。例えばキャリア面談では、上長から「効率も大事だが、得意なところをもっと伸ばしていいんじゃないか」など、目の前の仕事だけに関わらず色んな視点でアドバイスをいただけますし、相談にものってもらえるのでありがたいです。
今後の目標を教えてください。
当社はデータが強みの会社ではありますが、宣伝のプランニングにおいて、できることはまだまだあると思います。もっとデータを宣伝に生かせるプランナーになりたいですね。こうした直近の目標については、社内で互いによく話し合っていて、それを踏まえて、サポートし合うようなところがあります。グローバルな仕事をしたくて英語を勉強しているメンバーもいます。仕事を離れると、映画を作りたい気持ちもまだ持っていて、脚本を書いてコンペに出したりしています。ですが自分で脚本を書いて撮り、それを自分で宣伝までできたら最高だなと思います。
2023年1月31日時点