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大ヒットの誕生を体感 エンタメ、リサーチ両方のプロフェッショナルとして

大ヒットの誕生を体感 エンタメ、リサーチ両方のプロフェッショナルとして

K.O.

2021年5月入社
リサーチ・アナリティクス部/シニア・リサーチャー
経営学専攻の大学院を修了後、総合分野のマーケティングリサーチ会社に3年間勤務した後、GEM Partnersに入社。現在はクライアントの課題に応じた、個別調査の設計・運用・分析・報告を行っている。

GEM Partnersに入社を決めた理由を教えてください。

以前は総合分野のマーケティングリサーチ会社に3年間勤めていました。
クライアントの「知りたいこと」を明らかにするために、はじめの調査設計から、調査運用、データ分析、そして最後の報告まで一気通貫に行う仕事です。
総合分野のマーケティングリサーチ会社ということもあり、食品、化粧品、自動車など様々な分野の調査を行う会社でしたが、正直あまり興味が持てず…。
もっと自分の好きなエンタメ分野、特にアニメに近い仕事がしたいと思っていたところ、エンタメ分野に特化したマーケティングリサーチを行っている GEM Partners を知り「ここに転職したい!」と思い入社を決めました。

実際、アニメの調査はたくさんできていますか?

たくさんできています。
GEM Partnersでは基本的に映画に関する調査依頼をいただくことが多いのですが、中でも近年ますます「テレビアニメ作品の劇場版」に関する調査依頼が増えてきました。
それもあってか、GEM Partnersとしても「アニメに強い人材」が必要だったようで、入社して割とすぐにアニメ映画の調査に加えさせてもらえました。
また最近はアニメ映画にとどまらず、キャラクターなどのIPそのものをテーマとした調査や、日本国内のアニメ/マンガ市場全体に関する調査もご相談いただくようになり、忙しくも充実した日々を過ごしています。

リサーチ・アナリティクス部のメンバーについて教えてください。

今のところ全員転職してGEM Partnersに入社した人たちで、前職でのリサーチ経験の有無/程度感も人それぞれです。
そういった事情もあり、メンバー同士の関係性は、世の中のあらゆる会社の中で、おそらくかなりフラットな方だと思います。年齢や役職もさほど関係なく、意見やアイデアを出し合い、学び合える関係性です。
実際の業務においては、1つの調査に対して、基本的に主担当1人とアドバイザー(もしくはサポーター)1人の2人態勢で運用しています。
また一部の業務(例えばアンケート画面の確認など)はなるべくメンバー全員で協力したり、担当案件にかかわらず質問・相談をし合ったりしています。

仕事内容を教えてください。

「来年公開予定の映画はどんな人が観てくれそうか/興行収入はどのくらいを見込めるか。」
「マルチメディアで展開している作品IPについて、現在のファン構造を理解したい。」
などなど、クライアントの課題に応じた、個別調査の設計・運用・分析・報告を行っています。
クライアントから詳細な課題を聞き、調査票(質問票)を作成するなど調査設計を行い、それをもとにアンケート調査などを実施。集まったデータを集計・分析してレポートにまとめ、最後に結果を報告します。

前職から変化したことはありますか?

「仕事の自由度」が上がったと思っています。
以前の職場は規模の大きな会社だったため分業体制が明確にあり、アンケート画面の作成やデータ集計作業など、調査の一部工程を別部署に依頼することが基本でした。
仕事の効率化という面ではそれは素晴らしいことなのですが、自分にとっては、自身で考えながら手を動かして、その場で改善点を見つけて即対応する方が、性に合っていたようです。ただ当然、そうではない人もいます。
GEM Partnersではいずれの方法も採用することができ、人それぞれに感覚が異なる「働き方」をある程度自分の裁量でコントロールすることが出来るように思います。

この仕事のやりがいは何でしょうか?

「好きなエンタメの一部になれること」これに尽きます。
公開前の映画について調査を行う場合、「このターゲットに、この作品要素を、このメディアで訴求すべき」という提案を調査結果の報告に併せて行うことが多いのですが、私が調査を担当したあるアニメ映画では、実際にその通りのプロモーションが行われて、最終的に大ヒットを記録しました。
公開後の振返り調査も行わせてもらい、そこで作品の結果にクライアントも満足されている様子がうかがえて、1つの作品のヒットを始まりから終わりまで見届けることができたことを実感できました。

マーケティングリサーチにおいて、GEM Partnersの強みは何でしょうか?

エンタテインメントについて「解っている」リサーチが出来ることです。
GEM Partnersには、もともと洋画が好きな人、邦画が好きな人、アニメ/マンガが好きな人などそれぞれの「得意分野」を持っている人が多く、加えて普段の業務や社内共有会などを通じてさらに業界知識やトレンドを学んでいます。
またトラッキング・アナリティクス部では映画・ホームエンタテイメントなどに関する調査を定期的に行い、日々データを蓄積しています。
こうした個々の知識やデータが調査設計や分析・施策提案にダイレクトに活かされています。
クライアントにとっては、自分の業界や作品のことをよく理解してくれて、的確に調査の勘所を突いてくれるリサーチャーの方が、調査をお願いしやすいかと思います。
「エンタメ」と「リサーチ」双方のプロフェッショナルであること、これがGEM Partnersの最大の強みだと思います。

GEM Partnersの会社・組織としての良さを教えてください。

「尖っていても」許されるという点ですね。
アイドル好き、特撮好き、ゾンビ映画好き、ドロドロの人間ドラマ好き…などなど、何らかのオタクやコアファンがGEM Partnersにはたくさんいます。
そういうこともあって「ちょっとこれは引かれちゃうかな?」と思うような自分の推しも、受け入れてくれるし、興味を持ってくれるし、場合によっては「実は私も好き」という人も出てきたりします。
この会社には、そういう妙な安心感があって、私はすごく居心地よく思っています。
今後、アニメ好きはもちろんのこと、もっともっと色んな「尖った人」に来て欲しいです。


2023年1月31日時点
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