PROFILE

エンタメマーケティングのプロフェッショナルとしてさらに上を目指す

A.K.

2020年1月入社
リサーチ・アナリティクス部
文学部を卒業後、戦略コンサルティング会社に入社。転職し、現在はエンタテインメントの分野に特化した個別調査の設計・運用・分析・報告を行っている。

GEM Partnersへの入社経緯を教えてください。

新卒当初は、まずは汎用的なビジネススキルを身につけたいと思い、戦略コンサルティング会社に入社し、製造業などのお客様を中心にコンサルタントとして働きました。1年半程度が経った頃、この先のキャリアを考えるための情報収集として転職活動を始めたところ、早い段階でGEM Partnersに出会いました。幼少期からエンタテインメントが好きで、いつか仕事で関わってみたいと思っていたこともあり、まずは話を聞いてみようと応募してみたのですが、「人々が出合うべき物語すべてに出合う」という理念や、社員の親しみやすい人柄や明るい組織風土に惹かれ、入社を決めました。

GEM Partnersのどういうところが魅力ですか?

最初に感じたのは、20人という小所帯からくる風通しの良さでした。この規模だと社員全員の顔が見えますし、皆とコミュニケーションをとることができます。社長ともフラットに話せるカルチャーで、仕事がしやすいと感じています。
また、社員全員がそれぞれの形でエンタテインメントを愛しているというのもとても大きいです。社員間での雑談はもっぱら、今話題のコンテンツやハマっているコンテンツについて話すことがほとんどです。

仕事内容を教えてください。

エンタメコンテンツ、特に劇場公開される予定の映画作品について、どういった人がこの映画の観客になりうるか?その人たちはこの映画に何を期待しているのか?といった問いに答えを出すため、調査を設計・実施し、その結果を分析してマーケティング戦略を立案しています。
中でも私は、邦画の実写作品を担当することが多いです。本人が日頃から触れている分野を担当することで、その分野の傾向や常識、類似/競合作品などの知識を調査や分析に活かすことができます。この仕事では、一消費者・ファンとしての肌感覚や知識が強みになるのです。

前職の戦略コンサルタント時代に培ったもので、今の仕事に役立っていることはありますか?

パワーポイントとエクセルのスキルです。リサーチ・アナリティクス部のメンバーはリサーチ経験者がほとんどですが、私はリサーチ未経験で入社したので、リサーチの基礎からひとつひとつ教えてもらいました。一方パワーポイントを綺麗に整えたりエクセルで関数を組んだりということに関しては、前職で鍛えていただいていました。特にパワーポイントは、お客様にレポートとして実際に納品する商品になるので、それを綺麗に作れるのは私たちの提供価値に直結します。ですから、その部分ならどうにか自分も役に立てる、と思えたのはよかったですね。

いま(2023年1月現在)はドイツからフルリモートで就業されているそうですが、経緯を教えてください。

入社して2年少し経った頃に、家族の都合で1年弱ドイツに行くことになりました。当時はコロナ禍を受けて当社でも既にリモートワークが進み、国内ですがフルリモートの業務委託メンバーもいたため、私もその期間だけフルリモートで仕事ができないかと相談をしました。その結果、業務委託という形で、時差にも配慮していただいた上で就業することとなりました。業務内容自体は日本にいた頃と変わらず、帰国後は元のポジションに戻る予定です。
このように、ある程度経験のある社員に対して柔軟な働き方が許されているので、キャリアを中断せずに済みました。有難いことだと感じています。

この仕事のやりがい、面白さは何でしょうか?

もともと、人が何を求めてコンテンツを鑑賞しているのかに興味があったので、観客がこの作品にはこれを求めているんだなとか、この点には興味がないんだなといったことが見えるのが面白いです。
また、お客様に喜んでいただけるのはシンプルな喜びであり、この仕事を続ける動機となっています。リサーチの依頼がある案件というのは、基本的にお客様が悩まれている作品が多いのです。例えば、その映画のターゲット像や施策について悩みがあるからこそ相談があるわけで、悩みがなければご相談があることもありません。そうしたお客様に、「今後どうすべきかが分かった、頼んでよかった」といってもらえるのは、やりがいですね。「あなたにお願いしてよかった」といわれたこともあり、喜びもひとしおでした。

今後の目標を教えてください。

もっとプロフェッショナルになりたいです。邦画案件を多く担当させてきていただき、その知見はだいぶ蓄積できてきたとは思いますが、長く続けているからこその知見という、プロフェッショナルとしての価値提供をお客様にしていけるよう、ますます究めたいと考えています。
また、映画の宣伝というのは、観客・消費者とのコミュニケーションだと思うのですが、人と人のコミュニケーションにおいてと同様、一言違っただけで受け取られ方が大きく変わってしまうような繊細なところがあります。表現一つで消費者の反応が大きく変わってしまうので、より緻密な分析ができるよう努めていかねばと改めて感じています。


2023年1月31日時点
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